DIY外壁塗装でうまくいく方法 その④

1-6. 下塗りの材料は、水性塗料がおすすめ!

さあいよいよ塗りの工程です。まずは下塗りです。これは、中塗りや下塗り塗料との密着性を高めるため、つまりペンキ剥がれや壁への吸い込み防止をするための工程です。材料は「シーラー」と呼ばれる接着塗料で塗装します。もし初めて塗装をする壁の場合には、塗料を吸い込みすぎる場合があるので、「フィラー」と呼ばれる、粘度が高い下塗り塗料を使用します。

下塗り用の塗料のおすすめは、水性の塗料です。臭いが少なく身体への負担も少ないので、扱いやすいです。基本はローラーを使用して塗りますが、ローラーでは入りきらない細かい部分は、先に刷毛で塗装することをお勧めします。

1-7. 中塗り・上塗りは塗り重ね乾燥時間に注意

中塗りは塗装に厚みをつけて膜を作り、耐久性を高めます。作業方法は下塗りと同じで問題はありません。下塗り同様に、ローラーで塗っていき、細かい箇所やキワの部分は、刷毛を使って慎重に塗っていきます。

最後の仕上げの上塗りは、塗り残しやムラが出ないように丁寧に塗っていきます。ここでのポイントは塗り重ね乾燥時間です。塗料が乾燥していない状態で塗ってしまうと不具合の原因となる恐れがあります。
塗料の説明書をきちんとよく読んでから作業を進めましょう。