熱交換塗料「タフコート」

従来の反射や断熱の考えとは全く違う塗料です。

熱交換塗料「タフコート」には、従来の反射型遮熱塗料にはない、非常にユニークで新しい特徴があります。「タフコート」は反射に頼るのではなく、塗料その物に「熱を消す」働きを持たせ、その場で受けた熱をその場で消してしまう摩訶不思議な塗料です。

「熱交換塗料」の原理

塗膜内部で忽然と消失する「熱」。僅か数ミクロンという塗料の被膜が起こす「熱の消失」という有り得ない現象。「熱交換塗料」というネーミングの由来はこの不可思議な現象に基づいています。エネルギー転換を起こしているとしか考えられないこの現象の究明は、開発当初からの課題でした。推論として「熱エネルギーを運動エネルギーに変換しているのではないか?」という仮説を打ち立て、複数の研究機関に依頼して現象の本質を捉えようと日々奔走して来ましたが、なかなか確信にまでは至りませんでした。

そんな中、平成28年6月、電気工学の二人の専門家による分析の結果ついに現象の中枢に手が届き、ゼーベック効果を思い起させる「起電」という現象に行き着いたのです。それは、本塗料による「熱交換=エネルギー転換」が初めて認められた瞬間でもありました。

下の写真(1)は、「熱交換塗料」の顕微鏡段断面画像です。球状の物質が混然一体となって列して見えます。熱交換現象を司ると思われる「混和剤エレメント」は、二種類の相反する物質で構成された「ハイブリッド構造体」です。実験から判断すると、この構造体の配列に「起電」を促す何かがあるという事のようです。「塗料が熱を消す訳がない…」否定的な言葉がささやかれ、更には「理論が確立していないものは使えない」という冷遇を受けながらも、辛くも掴み取った結果です。

熱交換塗料「タフコート」のカタログ資料をPDFファイルでご覧いただけます。詳細な解説やデータが掲載されています。
D-42 D-47 D-53カタログ(PDFファイル)

特徴とメリット

■ ヒートアイランド緩和の省エネ&エコ
温度上昇を抑制する働きにより、冷房機器等の電気料金の削減が可能。CO2の削減やヒートアイランドの緩和にも繋がる省エネ&エコ技術です。環境問題にも貢献できる技術であることから、助成制度を設け補助金を出している自治体もあります。

■ 様々な場所に塗装可能
屋上、屋根、外壁、床、プールサイド、橋梁、グラウンド、校庭、公園の遊具、駐車場などで活躍します。特に日差しが強い場所で効果的です。

■ 経年劣化に強い
塗装面に汚れが堆積すると熱反射率が低下する反射型遮熱塗料に対し、「タフコート」は塗装面が汚れても、塗料の中の熱交換成分の熱消費活動は衰えません。塗装膜が剥離しない限り持続的な効果を発揮します。

■ 光ではなく熱に反応するため、24時間熱消費活動が可能
熱交換塗料「タフコート」は、熱に反応する性質のため、熱帯夜や光は差さないが熱のこもる場所でも、蓄積された熱を一定の温度に向かって消費し続けます。

■ 冬場の熱(25℃以下)は消費活動を行わず、暖房負荷を軽減
寒い冬場には太陽エネルギーをうまく取り込み、暖房費の節約につながります。また、壁の内外の温度差が軽減され、冬の結露防止対策としても効果的です。そのほかにも、光や熱の反射を抑え周辺への熱害を少なくする、輻射熱を抑え室温上昇の抑制=冷房の効率化による消費電力(ランニングコスト)の削減、真夏でも表面が熱くなりにくく快適である、等々の優れたメリットがある、省エネ・CO2削減に大きな効果を発揮する塗料です。東京都をはじめ官公庁における登録・認定もされており、多数の実績がありニュース番組等でも紹介されている注目の塗料です。

カタログ・メーカーホームページ

メーカー:アルバー工業株式会社 http://www.arbar.co.jp/
カタログ(PDFファイル)